現(うつつ)で、肉体である体はじっとして寝ていても、心をもって色々と考える。
例えば、詩を構想して、心に覚えさせておいたりもする。あることを考えたら、
思い出せなかったことを思い出したりもする。
そうしていて肉体が眠ったら、心・考え・精神が魂体と一体になって完全な魂体になり、
魂界で活動する。
人々はこれを一つの精神世界である「夢の世界」と呼んできた。
夢の中で起こる現象を何でもないことだと思ってきた。
人間の心・精神・考えの世界が人生を生きていく上で何でもないことか。
人間は肉体があっても、心・精神・考えを除いたら、植物人間と同じだ。
ちょうど脳を取り除いたのと同じだ。
だから心・精神・考えが魂体に形成されて活動する「夢の世界」は本当に重要な世界だ。
人間の根本を左右する「霊の世界」だ。
この世界は心・精神・考えが一体になった「魂体の世界」で、一つの霊的な世界だ。
心・精神・考えによって霊体の世界がなされるが、その最初の段階が「魂体の世界」だ。
その魂体を通して次の第二段階である「霊体の世界」に行くようになる。
霊体の世界とは霊の世界ということだ。
外なる世界である肉体世界と、内なる世界である心・精神・考え、
魂体の世界が一つになって、一つの体をなして存在する。
肉体が生きているときは、心・精 神・考えが魂体になって、
肉体と一体になって存在しているが、肉体が死んだら、
心・精神・考えの実相である魂体が霊体と一体になって、永遠に存在する。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より
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