[御言葉] 鄭明析牧師
[本 文]
ヨハネの黙示録2章2~7節
2) わたしは、あなたのわざと労苦と忍耐とを知っている。また、あなたが、悪い者たちをゆるしておくことができず、使徒と自称してはいるが、その実、使徒でない者たちをためしてみて、にせ者であると見抜いたことも、知っている。
3) あなたは忍耐をし続け、わたしの名のために忍びとおして、弱り果てることがなかった。
4) しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。
5) そこで、あなたはどこから落ちたかを思い起し、悔い改めて初めのわざを行いなさい。もし、そうしないで悔い改めなければ、わたしはあなたのところにきて、あなたの燭台をその場所から取りのけよう。
6) しかし、こういうことはある、あなたはニコライ宗の人々のわざを憎んでおり、わたしもそれを憎んでいる。
7) 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう』。
ヨハネの黙示録2章9~10節
9) わたしは、あなたの苦難や、貧しさを知っている(しかし実際は、あなたは富んでいるのだ)。また、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくてサタンの会堂に属する者たちにそしられていることも、わたしは知っている。
10) あなたの受けようとする苦しみを恐れてはならない。見よ、悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、獄に入れようとしている。あなたがたは十日の間、苦難にあうであろう。死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう。
ヨハネの黙示録2章13~17節
13) わたしはあなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの座がある。あなたは、わたしの名を堅く持ちつづけ、わたしの忠実な証人アンテパスがサタンの住んでいるあなたがたの所で殺された時でさえ、わたしに対する信仰を捨てなかった。
14) しかし、あなたに対して責むべきことが、少しばかりある。あなたがたの中には、現にバラムの教を奉じている者がある。バラムは、バラクに教え込み、イスラエルの子らの前に、つまずきになるものを置かせて、偶像にささげたものを食べさせ、また不品行をさせたのである。
15) 同じように、あなたがたの中には、ニコライ宗の教を奉じている者もいる。
16) だから、悔い改めなさい。そうしないと、わたしはすぐにあなたのところに行き、わたしの口のつるぎをもって彼らと戦おう。
17) 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、隠されているマナを与えよう。また、白い石を与えよう。この石の上には、これを受ける者のほかだれも知らない新しい名が書いてある』。
ヨハネの黙示録2章24~29節
24) また、テアテラにいるほかの人たちで、まだあの女の教を受けておらず、サタンの、いわゆる「深み」を知らないあなたがたに言う。わたしは別にほかの重荷を、あなたがたに負わせることはしない。
25) ただ、わたしが来る時まで、自分の持っているものを堅く保っていなさい。
26) 勝利を得る者、わたしのわざを最後まで持ち続ける者には、諸国民を支配する権威を授ける。
27) 彼は鉄のつえをもって、ちょうど土の器を砕くように、彼らを治めるであろう。それは、わたし自身が父から権威を受けて治めるのと同様である。
28) わたしはまた、彼に明けの明星を与える。
29) 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。
ヨハネの黙示録3章1~6節
1) サルデスにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『神の七つの霊と七つの星とを持つかたが、次のように言われる。わたしはあなたのわざを知っている。すなわち、あなたは、生きているというのは名だけで、実は死んでいる。
2) 目をさましていて、死にかけている残りの者たちを力づけなさい。わたしは、あなたのわざが、わたしの神のみまえに完全であるとは見ていない。
3) だから、あなたが、どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起して、それを守りとおし、かつ悔い改めなさい。もし目をさましていないなら、わたしは盗人のように来るであろう。どんな時にあなたのところに来るか、あなたには決してわからない。
4) しかし、サルデスにはその衣を汚さない人が、数人いる。彼らは白い衣を着て、わたしと共に歩みを続けるであろう。彼らは、それにふさわしい者である。
5) 勝利を得る者は、このように白い衣を着せられるのである。わたしは、その名をいのちの書から消すようなことを、決してしない。また、わたしの父と御使たちの前で、その名を言いあらわそう。
6) 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。
ヨハネの黙示録3章9~12節
9) 見よ、サタンの会堂に属する者、すなわち、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくて、偽る者たちに、こうしよう。見よ、彼らがあなたの足もとにきて平伏するようにし、そして、わたしがあなたを愛していることを、彼らに知らせよう。
10) 忍耐についてのわたしの言葉をあなたが守ったから、わたしも、地上に住む者たちをためすために、全世界に臨もうとしている試錬の時に、あなたを防ぎ守ろう。
11) わたしは、すぐに来る。あなたの冠がだれにも奪われないように、自分の持っているものを堅く守っていなさい。
12) 勝利を得る者を、わたしの神の聖所における柱にしよう。彼は決して二度と外へ出ることはない。そして彼の上に、わたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、天とわたしの神のみもとから下ってくる新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを、書きつけよう。
ヨハネの黙示録3章17~22節
17) あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。
18) そこで、あなたに勧める。富む者となるために、わたしから火で精錬された金を買い、また、あなたの裸の恥をさらさないため身に着けるように、白い衣を買いなさい。また、見えるようになるため、目にぬる目薬を買いなさい。
19) すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。
20) 見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。
21) 勝利を得る者には、わたしと共にわたしの座につかせよう。それはちょうど、わたしが勝利を得てわたしの父と共にその御座についたのと同様である。
22) 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』」。
ハレルヤ!
もう2014年を送る最後の日です。
<1年間の生の競技>は終わりましたが、
果たして<生の競技>で勝ったのか、負けたのか、引き分けなのか、
少し足りなかったのか、みんな気になっていることでしょう。
1年間どのように生きたのか「各個人のこと」を計算するときに、
<人>は計算することができません。
ただ<全能者>だけが計算なさいます。
人のために生きたのではなく、神様と聖霊様と御子のために生きたので、
ただ三位一体だけがご存知です。
今年、人生と信仰のさまざまな試みと困難に直面したけれども、
試みに打ち勝ち、困難に打ち勝った人たちがいます。
また、御言葉で叱られ、悔い改めて直し、信仰が再び生き返った人たちがいます。
小さくても大きくても御子が下さった使命を貴重に思って最後まで行なった人たちと、
幼い人たちでも、平信徒でも、今来た人でも、御言葉を最後まで守って行なった人たちと、
信仰が死なずに最後までついてきた人たちがいます。
そして天に向けた初めの愛が死んだ人が、初めの愛を再び生かし熱くした人たちがいます。
深く祈って、感動と悟りを受けて、感謝の生活をして、
奉仕の生活をして、さまざまに命たちを管理した人たちもいます。
すべて今まで行った通りに報いて下さったし、新年にも時になったらすべて報いて下さるでしょう。
2015年、新しい年がやってきました。
今年も「良い夢」を見て、神様と聖霊様と御子を希望と愛で迎えることを祝福します。